『EDV』がどんなETFなのか
『EDV』は短期的、長期的どちらにもオススメな理由
いつもお世話になっております、酒好き投資パパです
今回は株価と逆に動く米国ETF『EDV』を一緒に学んでいきましょう
『EDV』はどんなETFか簡単に結論を述べると、株式指数と逆に動きます
株式市場が暴落している時、この記事で紹介する『EDV』は上昇します
株が暴落して値段が上がった『EDV』を売却して割安になった株にローテーションをする事により資産拡大を目指します
詳しくは順を追って記載していきます
『EDV』の概要
米国資産運用会社最大手のバンガードが運用しており、残存期間が約25年の超長期債券に均等額面インデックスパフォーマンスに連動を目指すETFです
『EDV』設定日、経費率
設定日は2007年12月6日とリーマンショック、コロナショックの株式市場の暴落を2回経験しています
順を追ってショック時の価格を見ていきます
経費率は格安の0.07%で100万円運用しても1年間にかかるコストは700円と流石のバンガードと言ったところですね(上記画像は0.06%になっていますが実際は0.07%です)
株価推移
こちらが『EDV』設定来の価格推移になります
上下を繰り返していますが一様右肩上がりに推移しています!
具体的に98.4USD~127.55USD上昇しており価格だけで22%のリターンになります
勿論分配金も確り出ているのでリターンはもっと高くなります
債券ETFなので分配金は毎月支払われます
リーマンショック時の『EDV』と『S&P500』比較
青線:EDV
水色線:S&P500
上記画像はリーマンショック前後約3年ほどのチャート画像になります
画像をご覧の通り『S&P500』が急落している中『EDV』が急騰している事がお分かりいただけると思います
『S&P500』はリーマンショック時に株価が56%も下落しています
この時『S&P500』に連動するETFなどに集中投資をしていた場合、あなたの資産は半分以下になっていました
この様に『EDV』は株式と逆相関の値動きをする事が特徴で株式市場が暴落している時に『EDV』を売却し、株にローテイションする投資戦略が長期投資にはおすすめです
株式市場が戻れば『EDV』の価格も下落しますのでその時に株を売却して『EDV』に再投資して長期投資でもリバランスを行うことで大きく資産を拡大できるチャンスがあります
短期投資の場合も同じで、株高の際に『EDV』を購入し、株式市場は30%程の下落は定期的に訪れるのでその際い売却することで資産を拡大する事が出来ます
この記事で紹介している『EDV』カウンターを主に狙うETFです、それ以外にも分散投資をする上で価格が安定している『AGG』の様な債券ETFもポートフォリオに組み入れる事を検討ください
色々な投資商品に幅広く分散投資することで株式市場暴落時に資産減少を限りなく小さくすることができます
株価暴落時にあなたの資産を守ってくれる債券ETF『AGG』2021年現在米国債券ETF運用資産残高1位の安心、安定のETFの記事が下記にありますので合わせてお読みください
コロナショック時の『EDV』と『S&P500』比較
赤線:EDV
水色線:S&P500
上記画像がコロナショック時の『EDV』と『S&P500』の比較画像になります
リーマンショック時ほど大きな動きはありませんがそれでもキッチリ逆相関係に動いています
コロナショック時『S&P500』は36%下落しました
その後回復するにつれて『EDV』との上昇率と差がちじまり、コロナショック以前の価格を突破した頃に『EDV』と『S&P500』の変動率がクロスしました
2021年4月現在、連日最高値を更新している『S&P500』に対して『EDV』はしっかり下落しています
この実績を見て頂ければ暴落時にカウンターを狙う事の出来る銘柄は『EDV』だとお分かり頂けると思います
正株式市場が堅調な時は価格はどうしても下落してしまいます
『EDV』はなぜ株式市場と逆に動くのか
コロナショックやリーマンショックの様に株式市場が暴落している時は減配や無配になるリスクがあり、他にも投資先の企業が破綻してしますリスクも大いにあります
この様に暴落時は利回りが低下します
そんな時にあえてリスクの多い株式に投資をする必要はありませんよね!?
特にグロース株投資をされている方は株価自体の値上がりに期待していますよね!?
暴落時は基本どんな企業でも下落しますので配当金が少ない、無い、暴落で利回りの低下するグロース株から債券に流れる事はお分かりいただけると思います(バリュー株も同じです)
『EDV』はリスクフリーの米国債に投資し、配当金も確り出ますので、株から債券に資金が流れる事は必然で『EDV』の価格が上昇する事は明白です
長期投資のリバランス用にポートフォリオの一部に組み込む事をおすすめいたします
債券ETF投資を購入する際に考える事
お得に米国株を購入する方法がありますので下記の記事も合わせてお読みください
たくさんある債券ETFからいざ購入するとなるとどれに投資をすればいいのか迷うと思います
経費率や投資スタイルなど考えることは投資ですから沢山あります
貴方の考える戦略、投資スタイルに応じて投資は行ってください
投資は自分ルールを作って自己判断でスタイルを崩さず行う事が大事です
カウンターを狙うなら『EDV』
ここまでリーマンショックやコロナショック時の価格変動を見て頂いたと思いますが
株式市場と逆相関係にある『EDV』に投資をすのであれば一気に資産を拡大するチャンスがあります
ただこれから株式相場が暴落しない事も考えられます、そんな時『EDV』の価格は下落していきますので少しリスクを取る投資スタイルになります
過去を振り返って、株式相場は上がって下がってを繰り返しながら米国株は成長していますのでいつかは下落はあると思います
それでも株価推移で設定来の価格の動きを見て頂いたと思いますがしっかり右肩上がりにはなっています
安定を取るなら『AGG』
赤線:AGG
水色線:S&P500
上記画像はコロナショック時の『AGG』と『S&P500』の変動率になります
『S&P500』はコロナショックでの下落開始から回復までに6カ月、下落率は32%とやはりコロナショックの様な暴落時に平常心でいられる方は少ないと思います
それと比べ『AGG』はコロナショック時、下落開始から価格がコロナショック前に戻るまでに2カ月余りで回復していますし下落率も6%と安定した価格で株式市場暴落時も狼狽売りをしてします気持ちを抑えてくらます
カウンターを狙うと言うより資産をしっかり守りたい方は『AGG』の様な優良債権ETFに投資するのがいいでしょう
暴落時にも愚直に買い増す強い気持ちをもつ事が大事ですが簡単ではありません
そんな時の為に定期的なつみたて設定がおすすめです
僕はつみたてNISAで毎日1619円のつみたて設定でドルコスト平均法で高い時も安い時もひたすら買いますを実践しています
まとめ
債券をポートフォリオに組み入れる事は色んな意味で大事です
ただ年齢も若くリスクを取れる方は『AGG』の様な安定型の債券ETFを組み入れなくてもいいかもしれません
実際僕は30代前半とまだまだ若いので債券に投資はしていません
年齢を重ねるごとに『AGG』の様な安定型の債券ETF比率を増やす事をおすすめします
この記事で紹介している『EDV』は普段値動きはあまりありませんが株価暴落時のカウンターを狙う意味で毎月分配金をもらいながらポートフォリオに組み込む事でキャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙っていくことができます
ここまで日本株でなく米国の債券や株をなぜおすすめしているかと言いますと、日経平均はバブル経済で最高値を付けてから2021年現在30年以上も価格を更新する事が出来ていません
それに比べ米国市場は『ダウ平均』『S&P500』は連日最高値を更新しています
30年前に日経平均のETFに投資をした人と『S&P500』に投資をした方では圧倒的差が生まれています
それに加え日本株は100株単位取引する事が基本ですが、米国株、ETFは1株単位から取引する事が出来る為、これから投資を始めようとする方や資金が少しでも投資を始める事が出来ます
このことから長期投資については米国株一択と言っても過言ではないでしょう
一概に日本株が悪いわけではありません、僕も短期、中期投資に関しては日本株にも投資をしています
ただ100単位での購入となるとまとまった資金も必要になりますがSBIネオモバイル証券を使う事で1株単位から購入する事が出来ます
50万円までの取引ならかかるコストも実質20円になり大変お得に投資をすることが出来ます
この記事に興味がある方にお読み頂きたい関連記事
おすすめの証券口座
この記事もWordpressテーマSWELLを使って作成しています
コメント