この記事はこんな方におすすめ
高配当投資に興味がある
米国株投資をしてみようか迷っている方
HDVがどんなETFなのか知りたい
いつもお世話になっております、酒好き投資パパです
この記事で米国高配当ETF『HDV』を一緒に学んでいきましょう
他の米国高配当ETF『SPYD』『VYM』と『HDV』を比較した記事が下記にありますので合わせてお読みください
HDVとは
BlackRockが運営するiシェアーズ・コア 米国高配当株ETFの『HDV』はモーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資結果を目指し、財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことができる利回り上位75社で構成、質の高い銘柄で構成されている為、長年連続増配してきた優良銘柄が多く含まれています
同じ高配当ETFの『SPYD』は配当利回りの高い銘柄へ単純に投資をするので『HDV』と比較するとやはり『HDV』の株価は下落時は比較的に緩やかになります
資産を守りつつ、さらに高配当と一石二鳥のETFになっています
HDVの設定来の実績
画像をご覧の通りHDVは高配当ETFでありながら設定来のトータルリターンは10%に届く勢いで成長しています
高配当ETFでありながら、モーニングスター配当フォーカス指数に連動した財務健全な企業に投資をしている為、しっかりと株価の上昇も見込め、更にディフェンシブ銘柄も多く株価下落時にも強く長期投資に最適です
HDV構成銘柄とセクター比率
構成銘柄上位10社
こちらがHDV構成銘柄上位10社になり、1位のエクソンモービルのシェアが12%以上になっていますが38年連続増配とコロナショックで50%以上株価を下げたにも関わらずしっかり増配をしています
2位AT&T35年3位シェブロン34年4位ジョンソン&ジョンソンに至っては58年も連続増配を行っておりこれらの実績、組み入れ銘柄をご覧に頂いてお分かりの通り安定した配当、株価の値上がりに期待が出来ます
更にHDVは四半期ごとに組み入れ銘柄の見直しも行っている為、業績不振や減配等があった際はすぐに組み入れ銘柄から除外される事から高いリターンを期待する事が出来ます
HDVセクター比率
景気敏感のエネルギーセクターに25%と偏りがある気もしますがそこはやはり上記でも記載した財務健全、平均以上の配当でしっかり実績(数字)が証明しています
上位4セクターで70%以上の構成比率になっていますがそこは高配当ETFである以上妥協するべき範囲だと考えます
特に『HDV』は不動産を含まない為、これらの比重が上がってしまいます
他代表的な高配当ETF【SPYD】【VYM】経費率比較
【SPYD】【VYM】と比較すると経費率は1番高くなっていますがそこは誤差の範囲です
例えばHDVを100万円1年間運用した経費は800円最安のVYMと比べても200円しか変わらない為、株価やトータルリターンを考慮してご自身に合う銘柄を選んで投資していただく事をおすすめします
設定日は2011年とリーマンショック後に設定されたETFなので暴落は今回のコロナショックが初めてになります
純資産残高
純資産残高は約6000憶円と【VYM】には劣ってしまいますが、米国に上場されているETF(3000以上)の中でもHDVは上位10%には入っていますので上場廃止になる事は無いと言い切れるのではないでしょうか
分配金実績
分配金は設定来からキレイな右肩上がりになっていることがご確認いただけると思います
2016年に一度下がっていますが2017年にしっかり上がり、尚且つ2015年の分配実績を上回ったことはすごく評価できる点です
HDVは財務健全且つ平均以上の配当金を出す企業に絞って投資しているのでリバランスでどうしても減配になってしまう事があります
これはベンチマーク上仕方のない事で、その後は株価、分配金ともにしっかり上昇させている事からしっかりと投資先の選別をしています
減配になった際も株価事態はしっかり値上がりしていますのでやはり長期保有に最適のETFになっています
HDV配当金(分配金)権利確定日、配当開始日
HDVは年4回3月6月9月12月の四半期ごとに分配金がでます
直近10回の分配実績は下記の画像をご覧ください
過去8回で権利確定日、権利落ち日、支払い予定日に法則性がイマイチ見受けられませんでした
配当月の2週目に買っておけばほぼ間違いないです
配当の権利を得るには、権利落ち日の前日から遡って4営業日前に株を購入しておく必要があります
HDVはSPYDと相性が良い
上記画像はSPYDの上位10銘柄になります、ご覧の通り聞きなれない企業が多く並んでいると思います
SPYDはS&P500の配当利回り上位80社に均等に投資をしている為、HDVに含まれていない企業も多くSPYDとHDVを組み合わせることで分散投資ができる為、非常に相性が良くなっています
米国高配当ETF『SPYD』『VYM』との比較
画像引用:yahoofinance
上記画像は株価の比較ではなく株価の成長の推移を過去5年間で比較したグラフになります
HDV:21.16%
SPYD:21.04%
VYM:45.56%
画像を見るとコロナショックによる暴落から唯一最高値を更新している『VYM』に投資をすることが最適に思えますが個々に良さがあります
SPYDは『HDV』『VYM』と比べると1株辺りの購入額が半分以下で安く、資金の少ない方や投資を始めたばかりの方には比較的購入しやすくなっています
配当利回り比較
同じような価格の『VYM』と比べると配当利回りは1%以上も高く、配当金重視の方に最適の高配当ETFになっています
実績で紹介しましたが『HDV』は設定来からしっかり右肩上がりでコロナショックの暴落から最高値を更新する事は出来ていませんが過去の実績を踏まえるとまたこれからもしっかりと成長してくれるでしょう
まとめ
HDVはベンチマーク(財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことができる企業に投資をする)の通り高い配当金を見込む事が出来、財務健全且つ平均以上の配当を支払うだけ事が出来るだけの企業とゆうのは好業績
即ち株価事態の成長にもしっかり期待する事実が出来ます
年4回もリバランスを行っており、短い期間でも業績が悪くなってしますことがあれば構成銘柄を入れ替える事が出来るのでしっかりした高配当を期待する事が出来ますし
勿論実績もしっかり残しています
しかしコロナショックの様な暴落時にはやはりダメージもしっかり受けてしまうので『HDV』は長期投資向けの商品と考えて狼狽売りはせず、長期運用をしましょう
リスクヘッジに高配当ETFと同比率もしくは同価格分債券ETFをポートフォリオに組み込むなどしてリスクヘッジをしましょう
債券は暴落時に強いので、暴落に債券を売却し高配当を購入するなどピンチはチャンスと捉えしっかり自身の資産を守り、増加させましょう
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本ブログでご紹介する銘柄などは客観的な基準に基づき抽出したものであり、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません!投資にあたっての最終決定は自身の判断でお願いしますね!酒好き投資パパもいつも自己判断で投資をしております
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