米国金ETF『GLD』『GLDM』『IAU』比較!おすすめ金ETFはこれだ!!

この記事の内容!!!

金(ゴールド)に投資ができる主要ETEの比較

金に投資をする理由

金に投資をする方法

酒好き投資パパ

お世話になっております、酒好き投資パパです
金(ゴールド)について一緒に勉強していきましょう

早速ですが金に投資をしないことで有名なウォーレンバフェットがカナダの金鉱山会社バリック・ゴールドに投資を始めた事が大きなニュースになりました

ウォーレンバフェットは以前まで金に投資しない理由を『金はキラキラ光っているだけ』『金を持ていても何も生み出さない』と言っています

投資とはお金を使って価値を生み出す事で、配当や利子が付かない金や銀の様な鉄鉱石は投資ではない!と考えていたようですが、ニュースで報道された通り投資を始めています

バフェットの投資法は基本長期保有(バイアンドホールド)、そこに金が組み入れられたと言うことは金が投資的確な商品だと認めた証でしょう

この記事では日本の外国証券口座で購入でき、運用資産残高も大きい米国ETF3つに絞って比較していきます

酒好き投資パパ

僕は金投資以外にもゼロから始める始めるお小遣い1万円アップ生活などの投資企画もしています
良ければ下記記事もあわせてお読みください

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目次

金(ゴールド)に投資をする理由

金投資は分散投資によるリスクヘッジと物価上昇によるインフレから資産を守るリスクヘッジです

金は相場暴落時、株に比べると下落率が低く、回復も早い傾向があります

基本的に金は株式、通貨価値と逆相関の関係に価格が推移します

株価暴落時、利回りの低下している業況でわざわざ株式投資するぐらいなら発掘上限が決まっている安全資産の金に投資をした方がよっぽど増しですよね

逆に市場が堅調で株価も上がり、配当金も増配するなど好景気の時にあえて配当金の無い金に投資をする理由はないですよね

特に金はインフ対策に有効で、2021年4月現在金の発掘量は19万トンで未発掘の金は残り5万トンと金は上限が決まっています

ちなみに残り5万トンの未採掘金のほとんどが採掘困難な場所にあると言われています

紀元前のエジプト文明から価値が認められている金は大きく価値が下落する可能性は低く、市場に流通している通貨(現金)はボタン一つでいくらでも発行できます、株式や債券に関してもいくらでも増やす事が出来るので価値が下がってしまう事は容易です

他のコモディティーに関しても穀物なら栽培数を増やす事もできますし、ビットコイン(暗号資産)も他の暗号資産で代用する事が出来ます

コモディティー価値は需要と供給により決まっているので生産数に限りのあるモノは価格が安定且つ上がりやすくなります

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高橋ダンさんはウォール街出身の元ヘッジファンドのトレーダーで投資のスペシャリスト

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約50年の金価格チャート

画像引用元:GOLDPRICE|現在の価格もこちら

上記画像が約50年間の金価格になります

画像をご覧の通りここ10年ほどで一気に価格が急騰しています

その理由は2000年のITバブル、2008年のリーマンショック、今回のコロナショックなどで米国並びに各国の中央銀行が量的金融緩和政策を開始したことでマネーサプライが上昇し安全資産の金に資金が流れた事でここ10年で一気に価格が上昇しました

ただ金価格は1980年に当時最高値の717USDをつけてから2020年までの約30年間価格が低迷しています

50年間では約22倍になっていますが1980年からだと約2.5倍程度と今後も低迷、下落が起こらない保証はありませんが、埋蔵量に限りある金はその希少性から価格は上がると思われます

S&P500ETF『VOO』とゴールドETF『GLD』比較

画像引用元:YahooFinan

上記画像の比較チャートは『S&P500』に連動するETF『VOO』の設定日付近と金価格に連動する『GLD』の比較チャートになります

水色線:VOO

赤色線:GLD

上記画像をご覧の通り、株式市場の方が圧倒的に成長してしている事からやはり金はリスクヘッジ、分散投資の投資商品で大きな値上がりに期待して投資するべきではないと思います

ただし株は暴落するリスクがあり、年齢を重ねるごとに株から安定資産の金や債券へ割合を増やす事で安定した資産運用をする事が出来ます

株式市場暴落時を金価格と比較

株式相場の暴落時は一時的にすべての投資商品は同じ方向(下落)に動く傾向があります

ただ金や長期債券などは下落幅も低く、戻り早くなっています、尚且つ株式市場と逆相関の簡易に動き上昇することもあります

リーマンショックショック時のS&P500と金価格の比較

上記画像がリーマンショック時の金価格とS&P500の変動率の比較になります

あくまでも価格比較ではなく変動率です

水色線:S&P500

赤線:金価格

画像をご覧の通り下落開始は金も一緒に下落していますが1週間ほどで底値を付けます、『S&P500』はそこからさらに下落しています、『S&500』が下落している中、金価格はぐんぐん価格を上昇させて黒〇の当時最高値を付けます

金価格はリーマンショック時の下落率は8%と、ちょっとした調整局面と感じるほどの下落で回復までの期間も黒🔲の間の1カ月余りです

この結果から安定した資産だとご理解いただけるのではないでしょうか

『S&P500』に至っては最大56%下落で価格が戻るまでに約4年間も掛かっています

酒好き投資パパ

4年間総資産がマイナスになったままなんて耐えれませんよ

特に仕事を引退した後なんかにこれだけ資産が減ってしますと不安になってしまうと思います

何度も言っている様に年齢を重ねるごとに金や債券の比率を上げ資産運用を安定させる必要があります

コロナショック時のS&P500と金価格の比較

画像引用元:YahooFinance

水色線:S&P500

赤線:金価格

上記画像がコロナショックから直近のチャート比較になります

リーマンショック時と同様に下げ幅、下落期間ともに金価格の方が短く、S&P500が回復していない状況で金価格は最高値を更新していました

この様に2回のショックの結果からやはり金は安定資産だと再認識することができました

ただ株式相場が堅調な時は配当金の無い金に投資をするメリットをあまり感じる事が出来ない為、金価格は下がりやすくなりますし、爆発的な急騰もあまり見込めません

あくまで金投資は分散且つ安定した資産運用の為に保有するとゆうことになります

ポートフォリオの5%~10%でいいと考えています

金ETFのメリット・デメリット

現物の金ではなくETFで買う場合のメリット、デメリットを紹介

メリット1 現物の金を保有しないでよい

金投資には現物投資がありますが、実際に金をある程度の金額買うとなると場所も取りますし、盗難などの可能性もあるので保管に関してセキュリティー対策や貸金庫など費用が掛かってしまいます

その点ETFだと経費率だけで済みます

実際金ETFを運営している会社は投資家に代わり現物の金を買って厳重に保管しています

メリット2 少額から買える

『GLDM』や『IAU』だと17USD前後2000円程度から金に投資をする事が出来、現物で2000円分となると0.数gほどになり購入しにくくなります(小さいので紛失する事もあるでしょう)

メリット3 ETFは流動性が高い

現物は買い取り店にもっていって買い取ってもらうか、自分で買ってくれる人を探す必要があります

ETFだと売るのも買うのもネットで完結します

メリット4 安定した資産価値

金は暴落時に下落幅、下落期間ともに少なく安定した資産価値を維持してくれます

金評価額は世界中でほとんど変わりがない事から為替リスクない無国籍通貨と言っても過言ではありません

デメリット1 ETFだと経費がいる

経費を掛けず(自宅保管など)現物を保管できる人は全くコストはかかりませんがETFだと経費が掛かってしまいます

デメリット2 現物をも持てない

光物好きな人は『キラキラ』光輝いている金をETFでは眺める事はできません

デメリット3 分配金が無い

株と違い金事態はお金を生み出すものでない為分配金はありません

株の場合は企業に投資する事で企業が利益を生み出し、株主に還元してくれることで配当を得る事が出来ます

金ETF『GLD』『GLDM』『IAU』の比較

上記画像2021年6月14日時点の3種類のETFの変動率になります

同じ金価格に連動している為変動率はほぼ同じで線が全て重なっています

じゃあ3種類の金ETFどれに投資をしても一緒じゃないのかと言う疑問がわいてくると思います

酒好き投資パパ

変動率が同じでも各ETFで色々と違う点あるよ
比較していくからよく考えてあなたに合った投資先を選ぼ

ザックリした違いは上記になります

2022年2月24日時点1株辺りの株価運用資産残高経費率
GLD178.29USD7.2兆円0.4%
GLDM37.95USD約5200億円0.18%
IAU36.31USD3.5兆円0.25%

上記表を更新したしました

GLDMの価格が2倍近くになっていますが、2株を1株にする株式併合が行われた影響です

酒好き投資パパ

ちなみに金ETF運用会社は実際に金を購入しています

STATESTREET『GLD』の特徴

一番運用歴が長い『GLD』が運用資産残高も一番多く、米国ETF全体で見ても運用資産残高ランキングトップ10に入っています

現在の『GLD』は米国ETF運用資産残高ランキングでは17位になっています

ただ経費率が最も高く『0.4%』と配当金の無いゴールド投資に置いてはキャッシュフローのマイナスが一番大きくのしかかります

画像引用元:STATESTREET

上記で述べた経費を毎年支払ったとしても設定来のリターンは8%を超える実績で、株や債券で個人投資家が得る平均リターンは年約4%と言われている中で『GLD』は8%のリターンと高実績ではないでしょうか

ただ2021年、年初以来で見ると-10%を超えてしまっています、この原因は連日『ダウ』や『S&P500』の価格が最高値を更新している事が報道されていことから、株式市場が堅調で配当の無い金に投資する理由がなく、リターンの大きい株が買われて金が売られている事からリターンが低迷しています

『GLD』をもっと詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読みください

STATESTREET『GLDM』の特徴

『GLDM』は『GLD』を運用しているSTATESTREETが運営しているETFでなぜ『GLD』があるのに『GLDM』を出したのかと言うと、『GLD』よりほんの僅か後発に出た『BlackRock』が運営する『IAU』の経費率が0.25%と『GLD』よりも安いことからSTATESTREETがBlackRockに経費率で対抗するのにできた商品です

僕ら投資家からすると経費率の価格競争をしてくれることはありがたく、特に配当の無い金に関しては1円でも安い方がいいでよね

実際僕も少額ながら投資をしています(ローテーションにより保有していない事もあります)

酒好き投資パパの投資実績、ポートフォリオを毎月全公開しているので良ければこちらから見てね

『GLDM』も『GLD』と同じで、年初来のトータルリターンはマイナスになってしまっています

ただ設定来で見ると僅か3年程度と実績は浅いですが、経費率の安さで11%のリターンとかなりの好成績になっています

大きな価格変動は見込めないものの、安定しており、長期的にみると右肩上がりに価格は推移していくでしょう

『GLDM』をもっと詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読みください

BlackRock『IAU』の特徴

『IAU』は米国資産運用会社堂々の1位に君臨するBlackRockが運用している金ETFです

『GLD』より2か月後発かつ経費率も安いのが特徴でなんといってもBlackRockが運営している安心、安全、流動性も高いETFになります

『IAU』も上記画像に記載はないですが年初来のリターンは約-10%になっています

設定来で見るとSTATESTREETが運営する『GLD』と同様に約8%のトータルリターンを上げています

結局『GLD』『GLDM』『IAU』どれに投資する!?

色々な考え方があるので一概にこれに投資をしなさいと言うのは難しいので、僕の考えを記載します

『GLD』に投資をする考え

『GLD』に投資する考えは運用資産残高が最も多い事、それだけ信頼されて多くの資金が流入しています

その為償還リスクは皆無で純資産が多いことから流動性が高く、現金が必要になった際にすぐに売却する事が出来ます

『GLD』のデメリットは一番高い経費率0.4%とゆうところで設定来のトータルリターンが他のETFと多少の差が出てきます

『GLDM』に投資をする考え

僕が投資をするならこの『GLDM』です

経費率が一番安い0.18%なので僕ら個人投資家は少しでも安い方がいいですから

株価自体も18USDと比較的投資しやすい金額になっています

純資産が3つの中では一番安いですが5000億と米国ETFの運用資産上位10%には入っていますので安心して投資をする事が出来ますし17USDと価格も比較的安価で流動性も高く、気軽にポートフォリオを組み替える際に有効な投資先と考えます

現在は株式併合があり37USD付近の価格になっていますが少しの資金から投資できる事は変わりありません

『IAU』に投資をする考え

『IAU』は『GLD』と『GLDM』の間を取ったバランス型のETFと言ったところでしょう

純資産は3兆円と大きく、経費率は0.25%、価格は35USDと安心して安く気軽に投資ができるのが『IAU』です

『GLDM』の運用資産残高では心もとないが、少しでも経費率を抑えたい方は『IAU』がおすすめです

まとめ

あくまで金投資は資産の安定化を図るためにの分散投資で、総資産の5%程、投資する事をおすすめいたします

インカムゲインと資産の安定を目指すには債券投資の方がおすすめで、特に年齢を重ねるごとに債券の比率を増やす事が最適でしょう

ただ投資には幅広い分散が必要でコモディティーにもしっかり投資を検討してください

ちなみに銀に投資ができるETFもあるので下記記事も合わせてお読みください

3種類の金ETFを比較しましたがそれぞれ良いところがあるので、ご自身に合ったETFを選んで頂ければと思います

やはり純資産が一番多く安心した投資をしたい方は『GLD』

少しでも経費率を抑えたければ『GLDM』

GLDM』の純資産では心もとないけど少額から金投資を始めたい方は『IAU』

僕は多少ポートフォリオに組み込んで株式市場が暴落した際に金ETFを売却し、割安になった株を買おうと追っています

米国ETFではなく日本円で金投資をお考えの方は下記記事を参考にしてください

本ブログでご紹介する銘柄などは客観的な基準に基づき抽出したものであり、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません!投資にあたっての最終決定は自身の判断でお願いしますね!酒好き投資パパもいつも自己判断で投資をしております

最後まで読んで頂きありがとうございます

ここまで読まれた方は投資について興味がある方だと思います

下記一覧の記事も合わせて読んで頂けると投資の知識がより深まると思います

米国株、米国ETFに投資するなら証券口座開設しよう

巷で言われている富裕層の大半が証券口座を持っています

株高の現在、更に富を増やしているのが証券口座を持った富裕層で、連日最高値を更新している米国株を保有しています

まずは少額からでいいので投資を始めてみましょう

実際お金がお金を生み出す経験をして、少しづつ投資について知識を深めていけばいいと思います

酒好き投資パパ

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この記事を書いた人

お酒大好きな30代前半2児のパパで会社経営者
年商は2憶円ですが利率の悪い業界なので残るお金(給料はごく僅か)
主に投資についての記事を書いています
僕と一緒に皆さんも投資で資産を増やし
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