今回は米国の主要指数S&P500に投資ができる米国ETFと日本の投資信託でS&P500に投資ができる2銘柄も紹介します
僕がS&P500に投資が出来るETF、投資信託を紹介する理由は長期的に成長し続けているからです
僕が2020年8月から約1年間投資をした結果、わかったことは短期的に個別銘柄を売り買いするより、長期つみたて投資でS&P500など長期的に成長している指数に連動したETFや投資信託に投資をする方がパフォーマンス(リターン)が優れているという事です
投資をしている人としていない人では10年20年更に先の未来に残せるお金は何倍も変わってきます
その理由は複利の力によるもので、ETFや株に投資をする事で配当金や分配金を得る事が出来ます、その配当金を再投資する事により更に多くの配当を得る事が出来るようになります
ズバリ『複利の力』です
投資も貯金と同じで、現金で持っているかETFや株、債券などで持っているかの違いなので現金だけでなく幅広く分散して資金を貯めましょう
特にETFは分配金も出るので実際にお金がお金を稼ぐ事が体験できます
結局どれに投資するのが一番!?
長期的に見ると為替リスクもなく配当を再投資してくれる日本の投資信託が一番おすすめです
ただ投資信託だと分配金を実際に受け取る事が出来ない為、お金がお金を稼ぐ実感を感じる事が出来ません
実際に配当を受け取りたいのであれば米国ETFに投資する事をおすすめします
米国株に投資するなら手数料の安いネット証券一択
S&P500とは
S&P500とはアメリカで上場している大型500社で構成され、時価総額加重平均型の株価指数になります
他にもS&Pを冠するアメリカの株価指数があります
S&Pを冠するアメリカの株価指数
- S&P 500 – 大型株である500社の銘柄で構成。本項で記述。
- S&P 100 – S&P 500中、時価総額の特に大きい、超大型株100銘柄で構成。
- S&P 400 – 中型株400銘柄で構成。
- S&P 600 – 小型株600銘柄で構成。
- S&P 1500 – 大型株・中型株・小型株の合計1500銘柄で構成
S&P500構成銘柄トップ10
上記画像はS&P500に連動する米国ETF『VOO』の構成銘柄(S&P500指数の構成銘柄も同じ)です
投資をしない方でも一度は耳にした事のある企業ばかりではないでしょうか
1位のアップルはiPhone、Macでお馴染み
2位のマイクロソフトはPCソフトのWindows
3位のアルファベットはGoogle、YouTube
4位のAmazonはEC最大手
5位のFacebookはSNS
6位から10位の企業も1度は聞いたことありますよね
S&P500に投資する理由
構成銘柄を見てお分かりいただけたと思いますが、誰しもが知っている企業がずらっと並んでいます
S&P500の構成銘柄に選ばれるのは非常に困難且つ業績不振になると構成銘柄から簡単に外されます
基本的に企業と言うのはお金を稼ぐ為に会社を運営しています
例えばご自身が起業したとします、1円でも多く売り上げを上げようと考えませんか!?勿論考えますよね!?
上場企業もその考えは同じですし、投資家も売り上げを成長して株価上昇を期待しているからこそ投資をしています
このことから企業と言うのは年々成長していく考えられています
その中でも経済大国の米国で選りすぐりの500社は他に比べ、より成長していく事が過去の実績で証明されている事から投資において最適と言われております
業績不振になるとあっという間にS&P500から外されてしまいます
経営陣も企業成長に必死になっているからこそのパフォーマンスです
投資の神様と言われているウォーレンバフェット(S&P500構成銘柄6位バークシャーハサウェイCEO)は自分が死んだら資産の90%をS&P500に投資しなさいと奥さんに言っているほどS&P500は投資適格だと言う事です
S&P500の100年チャート
S&Pは長期的にみて右肩上がりに成長しています
100年前の価格から現在2021年の価格と比べると約200倍になっています
ただ1921年から1981年の60年間は約5倍程度と右肩上がりには成長していますがそこまで大きく成長したとはいえません
1982年ごろから急激に成長をはじめ、2009年ごろからは一気に成長しています
一気に成長した理由はインターネットの普及によるIT分野の成長が要因です
長期、中期、短期的に見て右肩上がりに成長している事からS&P500に投資する事が最良とチャートが証明しています
特に直近の成長は目を見張るものがあり、今が投資チャンスなのかもしれません
S&P500に投資できる米国ETF比較
赤色線:SPY
水色線:IVV
黄色線:VOO
上記画像は3つのETFの価格推移を比較したチャートになります
設定日が違うので色の始まる場所こそ違いますが同じ指数に連動している為、値動きは基本同じで、線が重なっている事がご覧いただけます
一緒ならどれに投資しても一緒じゃん
ちょっと待って
各ETFにも違いがあるよ、まずは主要な項目を比較しよう
S&P500米国ETF『SPY』
『SPY』は米国で初めて誕生したETFで、2021年6月現在28.4年もの長期間運用しています
上記の画像は『SPY』設定来の価格チャートになっており、開始時の価格が約43USDでしたが28年の歳月を費やし約10倍もの価格に成長しております
設定日に100万円投資していたら1000万円になっていた事になります
『SPY』は分配金(配当金)もありますから実際のリターンは1000万円どころではありません
S&P500ETFだけでなく米国すべてのETFの中で純資産総額が最も多いのが『SPY』でその総額は約40兆円と個人投資家の僕からすると途方もない金額になっています
初めてできたETFだけあり、たくさんの資金が集まっています
初めてETFが出来た時は驚きだったでしょうね
今まで幅広く個別に投資していたのが1つのETFで500社に投資が出来る様になったのですから
倒産で株が紙くずになる心配がETF誕生で限りなく減りました
28年もの月日、運用し純資産残高も最も大きい事から投資家の信頼、期待に応えてきたことがお分かりいただけると思います
次は分配金を見ていきましょう
上記画像の2015年から直近の2021年を比較すると着実に分配金が増えています
S&P500米国ETF『IVV』
『IVV』は米国の運用資産残高1位のBlackRockが運営しているS&P500に連動するETFです
『SPY』に遅れる事約7年、満を持してBlackRockもS&P500に連動するETFを『SPY』よりも費率を安くして運用を開始しました
1年、3年、5年、10年の運用実績は『SPY』とほとんど変わりませんが設定来に関しては『IVV』が7%に対して『SPY』は10%越えと、やはりS&P500が長期的に右肩上がりに成長し長期投資に最適だど証明しています
『SPY』に比べると運用期間が短い為、設定来のパフォーマンスで引けを取る『IVV』ですが経費率が非常に安い事から資金が集まり、運用資産も一気に増え、米国ETF運用資産残高でも2位につけています
経費率の安さからこれから先は『SPY』を『IVV』がアウトパフォームするかもしれません
『SPY』と『IVV』の分配金を比較すると若干ではありますが『IVV』の方が多くなっています
『IVV』の方が分配金が多い理由は経費率の差による物でしょう
やっぱり個人投資家の僕達からすると経費は1円でも安い方がいいですね
S&P500米国ETF『VOO』
バンガードも遅れを取っていましたが経費率最安を引っ提げて『VOO』の運営を開始しました
『SPY』『IVV』『VOO』の比較のチャートでもお分かりの通り、同じ指数に連動しているがゆえにほとんど同じチャートになっています
『VOO』は『SPY』『IVV』に対抗する為に設定時、経費率0.3%と最安で運用開始しましたがBlackRockの『IVV』が経費率を引き下げ、現在は『VOO』と同じ0.3%になっています
もっと価格競争してくれれば僕たちは嬉しいですね
バンガードは他のETFでも経費率が安いのが特徴で『VOO』にも資金が一気に流れ込んでいます
上記画像は直近の分配金になっていますが実は『VOO』は11年連続分配金が増額しています
選りすぐちの500社が着実に成長し、配当金を増額しているからこそETFも分配金が増えています
S&P500に投資できる日本の投資信託比較
比較項目 | SBI・V・S&P500インデックス ・ファンド | eMAXIS Slinm米国株式(S&P500) |
信託報酬 | 0.0938% | 0.0968% |
実質経費 | 0.1136% | 0.1421% |
ここで紹介する投資信託は運用期間が3年程度とまだまだ期間は浅いですが、投資信託全体でも手数料が最低水準になっています
銀行や証券会社の窓口で投資信託を購入しようとすると必ず手数料が割高な投資信託を勧められます
窓口で社員を雇い、時間をかけ、丁寧に説明してくれるので銀行や証券会社が儲かる商品を勧めるのは必然です
それでも投資は不安なので実際会って話を聞いてみたいと思う気持ちもわかりますが、この記事を読んでいる方は絶対に窓口には行かないでください
ネット証券はお得に自己判断で投資できますし、今時有益な情報はネットにごろごろありますので調べてみましょう
調べる事が勉強につながるよ
それと利益に税金がかからないNISA制度で投資を初めてください
米国ETFではなく日本の投資信託がおすすめな理由
日本の投資信託で投資をすれば為替リスクがない
投資信託であれば100円から購入する事が出来ます
配当を受け取らず、自動的に再投資してくれる
米国ETFを買おうとすると日本円をドルに変更する必要があり、その際に1ドル辺り0.25円の為替手数料が発生します
勿論ドルを日本円に変える際も同様
投資信託なら日本円で購入し、日本円で受け取れます
例えば米国ETFの『SPY』に投資をしようとすると約45000円必要になってきます
今から投資を初めてみようって時に1万円でもハードルが高いと思います
そんな時投資信託は100円から投資する事が出来るので安心した始める事が出来ます
米国ETFは分配金がありますが、受け取り時米国現地税10%、所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%、合計30.315%引かれてしまいます
投資信託では配当金を受け取らない設定が出来たり、もともと配当自動再投資になっている銘柄が大半です
実際僕は2020年8月からつみたてNISAの大半をSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに投資いています
上記画像が2020年8月から2021年6月30日までの実績でまだ1年たっていませんが23%のリターンを上げています
コロナショックの暴落時に買ったから良いリターンが出ただけでしょ
全然そんな事はありません
コロナショックからの回復中に買う事を考えましたが、まだ下がると思い中々つみたて設定する事が出来なかったのが現実です
僕がSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに投資を始めたのは2020年8月からで暴落前の最高値少し手前からつみたて設定を開始したにも関わらず23%のリターンって詐欺じゃないのかと考えるレベルです
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)
僕がつみたてNISAで投資をしているメインの銘柄になります
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはつみたてNISAで投資が出来る投資信託の中で信託報酬が1番安い銘柄になります
ただSBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBIとつくだけあってSBI証券の口座を持っていないと購入する事が出来ません
SBI証券以外で口座を持っている方は無理してSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに投資しなくてもいいかと思います
確かに信託報酬は安いですが次に紹介する三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)との信託報酬の差は0.003%程になっています
一円でも安く投資したい方や本格的に米国株に投資したい方はSBI証券の口座を開設してもいいと思います
米国株に投資するならSBI証券なら他の証券会社より6倍お得に投資が出来ます
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はSBI・V・S&P500インデックス・ファンド比べると価格自体は1500円程度高くなっています
この原因は運用期間の長さによるもので、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は1年以上先に運用を開始しています
投資をしている人は銀行にお金を預けていても金利が0.001%それなら投資をしようと考え投資を始めた方も少なくないでしょう
そうなってくるとSBI・V・S&P500インデックス・ファンドと比べ実質経費0.05%高くなってしまうのが気になる方はSBI証券の口座開設をおすすめしますが10000円投資しても年間変わる信託報酬は500円なので気にならない方はわざわざSBI証券口座を開設する必要はありません
僕は米国株にも投資をしているのでSBI証券をメインにしていますが楽天証券の口座も持っています
まとめ
これだけ成長しているS&P500に投資をしない選択肢はないと思いませんか!?
少なくても長期投資でS&P500はポートフォリオの30%は最低でも投資していいと考えています
僕のポートフォリオの考えは長期投資枠の考えは50%『S&P500』と考えています
僕は実際に配当金が受け取れる投資が好きでいつも高配当利回りを見つめていたりします
そんな僕でも長期投資の大半はS&P500と考えています
それでも僕と同じような配当金好きは米国ETFでS&P500に投資をして、実際にお金がお金を稼ぐ実感を感じる事で投資のモチベージョンもアップします
具体的には経費率の安い『VOO』がおすすめです
税金がもったいないと考える方や投資初心者の方は投資信託が圧倒的におすすめです
僕もNISA枠は投資信託購入に充てています
せっかく非課税なのにわざわざ配当を貰って再投資するのは時間の無駄です
特に長期投資は相場の値動きに一喜一憂せず、毎月一定金額購入する事がおすすめです
今安い、高いではなく長期的に右肩上がりになっていく考え、貯蓄と同じようにコツコツ貯めていく
僕は最安で投資が出来るSBI・V・S&P500インデックス・ファンドをおすすめします
投資信託も米国ETFもバンガードを勧めていますが、この理由はバンガードは他社と比べ少しでも安い経費率を目指す企業だからです
例え各社が対抗して経費率を下げたとしてもバンガードは必ず対抗してくれると信じていますし、実際色んなETFで最安値の経費率を誇っています
ここまでS&P500をおすすめしましたが投資はハードルが高いと思います
ただ重い腰を上げ行動しないと何も変わりませんし、何も生み出されません
まずは100円からでもいいので投資を初めてみましょう
米国株、投資信託、NISAなどなど難しくてよくわからない
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