金だけじゃない!!銀にも投資できる米国ETF【SLV】【SIVR】を徹底解説、比較|金でもお馴染みBlackRock|コモディティーETF代名詞のアバディーン

コモディティー投資でまず思い浮かぶのは金だと思いますが、金と同様に銀も現物ではなくETFで投資する事ができます

銀投資と言ってもあまり聞きなれないかもしれませんが分散投資や短期戦略に銀を使う事で投資の幅が広がります

金ETF【GLD】【GLDM】【IAU】の比較記事も合わせてお読みください

この記事では主要銀ETFの【SLV】【SIVR】を比較、解説した記事になります

この記事の内容

【SLV】【SIVR】詳細

【SLV】【SIVR】比較

【SLV】【SIVR】どちらに投資すればいいのか!?

銀ETFに投資する理由

では詳細を見ていきましょう

目次

iシェアーズ・シルバー・トラスト【SLV】の詳細

画像引用元:BlackRock公式

金ETF【IAU】でお馴染みのBlackRockが運営するiシェアーズシリーズの【SLV】は銀ETFの純資産残高で最も多く、2006年から運営している古参のETFになります

画像引用元:yahoofinance

上記画像は【SLV】設定来の価格チャートになります

2011年2020年の急騰は世界各国の中央銀行による金融緩和で、金同様に株から安定資産の金属へ資金が流入した影響です

続いてリターンの詳細をご覧ください

直近1年では株価上昇局面でマイナスリターンになっています

設定来で見るとザックリ2倍程度と言ったところでしょう

銀は長期投資観点でポートフォリオ安定を図る投資なので、価格が上がればラッキーぐらいの考えでいいと思います

リーマンショックやコロナショックなど誰にも予想できないので、金融緩和での急騰はおまけだと思ってください

その代わり価格が大きく下落するとゆうこともあまりありません

アバディーン・スタンダード・フィジカル・シルバーシェア【SIVR】

画像引用元:yahoofinance

【SIVR】は金属ETF最大手のAberdeenシリーズ

Aberdeenシリーズは銀だけでなくプラチナやパラジウムのETF、もちろん金のETFも運営している金属ETF最大のシリーズです

ただあまり日本で馴染みが無いのが勿体なところです

馴染みのない理由は国内主要証券会社のSBI証券や楽天証券、DMM証券等で取引ができないからです

リーマンショック後すぐからの運用になるので一気に価格が上昇していますが、基本的には【SLV】と同じ値動きになっています(同じ銀価格と連動している為)

【SLV】【SIVR】比較

画像引用元:yahoofinance

赤色線:SLV

水色線:SIVR

上記画像は【SLV】と【SLVR】の価格変動率を比較したチャートになります

同じ銀価格に連動しているので当たり前ですがほぼ同じ動きをしています

細かい詳細を比較していきましょう

SLVSIVR
純資産残高$12,447M$995M
経費率0.50%0.30%
出来高16,005,845439,235
5年トータルリターン4.84%5.07%
運用開始日2006年4月21日2009年7月24日
日本主要証証券会社取引ありなし

主要な比較はご覧の通りになります

ぱっと見ると経費率の安い【SIVR】に投資したくなりますが純資産残高も低く、流動性が【SLV】と比べると劣ってしまいます

尚且つ、日本の主要ネット証券では【SIVR】の取り扱いはありません、【SIVR】に投資したければ海外の証券口座を作る必要があります

それに比べ【SLV】はSBI証券やDMM株で投資する事が出来ます

【SLV】【SIVR】どちらに投資する!?

現実的に考えて【SLV】を選ぶのが妥当ではないでしょうか

経費率は【SIVR】の方が安いですが、100万円を1年間運用して2000円ほどの差しかありませんし、純資産残高が高く流動性が多い【SLV】一択だと僕は考えます

流動性が少ないとゆう事は売却したいときにすぐ売る事が出来ない可能性もあります

それに海外証券口座を開設するのは投資上級者向きで、初心者、中級者の方は海外証券口座まで必要無いかと思います

酒好き投資パパ

現在日本の主要ネット証券(SBI証券や楽天証券)では外国株の空売りできないですし

2022年7月からSBI証券や楽天証券でも外国株の信用取引を開始する予定みたいです

銀に投資する理由

銀に投資する理由は長期投資でのポートフォリオ安定と幅広く分散した投資、あとは短期投資です

安定投資は債券もおすすめです

債券に投資ができるETFを紹介した記事を下記に貼っておきますので良ければご覧ください

赤色線:SLV

水色線:SPY

上記は銀ETF【SLV】とS&P500に連動する【SPY】を比較したチャートになります

水色線の【SPY】が下落局面では【SLV】は上昇し、【SPY】が上昇局面に入ると【SLV】は下落しています

長期投資で見ると株価が下落しても【SLV】などの株式相場と逆に動く指数に投資をする事で安定した資産運用ができます

長期投資で銀はあくまで分散投資したうえで更なる分散投資なので、まずは金や仮想通過と言った流動性の高いコモディティーに投資する事をおすすめします

同じBlackRockが運営する金ETF【IAU】の記事もご参考ください

僕が考える銀投資は短期、中期投資がメインです

トレンドに乗る事で利益を生み出す、投資方で株式相場が下落局面では金属は上昇する傾向にあります

この様な時に短期投資で利益を出すために【SLV】に投資をします

逆に銀が下落トレンドでは売る事もあります

投資は空売りと言って売りから入る事もできます

ただSBI証券や楽天証券などの日本証券会社では海外証券口証券取引所で取引されている株やこの記事で紹介している【SLV】などのETFを空売りを現在はする事が出来ません

他の証券口座でするにしても少しハードルが高くなっています(2022年7月から外国株信用取引が開始予定です)

そんな時は日本の証券取引所で取引されている投資信託であれば空売りのハードルは高くありません

下記に銀価格に連動する日本の投資信託2選の比較記事がありますので参考にしてみてください

最後までご覧いただき誠にありがとうございます

株式投資の始め方や僕にわかる範囲でのアドバイス、相談はTwitter(@sakezukitousipp)で受け付けていますのでお気軽に連絡ください

本ブログでご紹介する銘柄などは客観的な基準に基づき抽出したものであり、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません!投資にあたっての最終決定は自身の判断でお願いしますね!酒好き投資パパもいつも自己判断で投資をしております

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この記事を書いた人

お酒大好きな30代前半2児のパパで会社経営者
年商は2憶円ですが利率の悪い業界なので残るお金(給料はごく僅か)
主に投資についての記事を書いています
僕と一緒に皆さんも投資で資産を増やし
豊かな老後に備えましょう

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