国内首位、世界3位の鉄鋼メーカー日本製鉄！配当利回り7％オーバー

この記事は粗鋼生産量において日本国内最大手、世界では宝武鋼鉄集団、アルセロール・ミッタルに次ぐ世界第3位の規模を持つ日本製鉄を紹介、投資適格か判断、解説していきます

日本製鉄はエンジニアリング事業や化学事業、システムソリューション事業など5つの事業を有する日本製鉄グループの中核企業になります

早速ではありますが日本製鉄に投資するべきなのか！？

世界拠点を生かした柔軟な対応、設備投資になくてはならない鉄、世界経済の長期的な成長

これらを見ても日本製鉄に投資するのは現状では非常におすすめでしょう！！

このページの内容

それでは日本製鉄の詳しい情報を順に解説していきます

日本製鉄ってどんな企業？

画像引用元：日本製鉄公式

冒頭にも記載しましたが、粗鋼生産量において日本国内最大手、世界では宝武鋼鉄集団、アルセロール・ミッタルに次ぐ世界第3位の規模の鉄鋼メーカーです

日本製鉄は、1年間で4000万トン粗鋼製造しており、特許を2万8000個も保有しています

自動車に求められる軽くて強度が高い鉄を自動車メーカと協力して研究、開発しています

更に高い精密性が求められる鉄道車輪、レールも製造しており非常に高い技術を持つ企業です

製造業と言うこともあり販売だけだと思われがちですが、販売後も顧客に要望や改善策聞き、より良い製品を製造できる様、企業努力をしています

日本製鉄、利回り、配当、優待

www.nip画像引用：日本製鉄公式

上記画像は1999年4月から2022年5月までのチャートになります

2007年7月に1万円近くまで株価が上昇しています

この急激な値動きが無かったものと考えると比較的価格は安定しています

直近10年間で見てもそこまで大きな値動くは無く、微減と言ったところでしょう

日本製鉄の配当金

画像引用：日本製鉄公式

上記画像は日本製鉄の配当金実績になります

19年20年の配当が極端に少なくなっていますがコロナによる世界のパンデミックで売り上げ、利益の低下によるものです

19年20年を除外すれば多少の上下はありますが配当金は増えています

日本製鉄は業績に応じた利益分配を行っており、連結配当性向は年間30％を目安に行っています

コロナの様なパンデミックで売り上げ、利益が大幅に減少すれば配当も減りますが企業が成長すれば、確り株主にも還元する企業と言うのが配当から見えます

2021年見通しは大幅な増配です

インフレ上昇による価格上昇、利益上昇によるものです

日本製鉄の優待

1000株以上保有で抽選による経営概況説明会招待(申し込み不要)

日本製鉄の配当金確定日

日本製鉄は年2回配当金を実施しています

権利月

3月と9月

権利確定日

期末	2022年3月31日
中期	2022年9月30日

権利付き最終日

期末	2022年3月29日
中期	2022年9月28日

権利落ち日

期末	2022年3月30日
中期	2022年9月29日

近い日にちが色々あってややこしいという方は 3月と9月末日に証券取引所が閉まるまで保有していれば配当を受け取る事が出来ます

日本製鉄の業績

画像引用：日本製鉄公式

コロナで悪化した売り上げ、利益共に回復しています

株主還元は行いつつ、設備投資、原価償却費用を抑え中長期的にキャッシュフローを増やしていく事業戦略を立てています

キャッシュフローを増やす理由は今後の成長戦略に必要な資金とコロナやインフレ加速による事業環境の悪化、2025年以降に本格化するゼロカーボン・スチール投資を見据えて行っています

中長期的な国内需要の減少、中国経済の成長鈍化、急激な円安による貿易収支の減少、高インフレによる資材価格の上昇など様々な問題はありますが中長期的に改善計画を進めています

『集中生産』『注文構成高度化』『設備新鋭化』による最適生産体制の構築、ROS10％、ROE10％の確保を目指しています

限界利益改善や低水準の固定費維持、鉄グループ会社の収益改善、鉄以外の収益改善など見直し、利益を増やす方向に進んでいます

数多くの海外拠点を生かし精密且つ素早い対応で海外部門の成長も見込んでいます

まとめ

日本製鉄は利益によって分配金は変動しますが長期的に見て増配しています

国内首位、世界3位の優良企業であり、事業の主になっている鉄は地球の重さの7割を占めると言われるほど需要があります

鉄は企業の設備投資のどになくてはならない物になっています

世界経済は右肩上がりに成長している事も考えると世界に拠点が沢山ある日本製鉄は安心して投資する事が出来るのではないでしょうか

1株単価も2000円前後と買いやすく、配当利回りは驚異の7％オーバー

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